育児と仕事を両立する
女性エンジニア

ITインフラ技術者/第3開発部データセンターグループ/係長/新卒入社/I.H.さん

ゼロからのスタートで
仮想化技術のエキスパートに

進学に伴う一人暮らしの中で、ガスの開栓や急なガス機器の不調の際に東邦ガスグループの社員の方が親身に対応してくれたことをきっかけに、社会インフラに携わる仕事に興味を持ちました。TOGISでシステムエンジニアとして働くことを選んだのは、ライフラインをITで支える会社であること、また、父がシステムエンジニアをしていたのもきっかけのひとつです。

学生時代は音声認識や音響工学を学んでいました。入社した当時はシステム開発やITインフラに関する知識はほとんどありませんでしたが、新人研修でシステム開発・インフラに関する基礎知識をしっかりと学び、配属後は東邦ガスグループのサーバーやネットワークの構築、セキュリティ管理などの業務に携わりながら実務経験を積みました。現在はデータセンターを運営管理する部門に所属し、東邦ガスグループ以外の企業様向けに仮想化技術を用いたシステム環境の構築を行っています。

TOGISでは、学生時代に情報系の分野を専攻していなかった人でもエキスパートエンジニアとして活躍しています。私もゼロからのスタートでしたが、今では「専門分野は仮想化技術です」と胸を張って言えるようになった気がしています。
技術は日々アップデートし続けています。ITインフラのスペシャリストとなれるよう、通勤時間を活用してIT関係の情報収集をするなど、新技術のキャッチアップに努めています。

風通しの良い雰囲気で
困ったときはフォローし合う

双子の男の子の子育て中です。仕事と育児の両立は大変ですが、この会社の制度、メンバー間で助け合う社風にはとても助けられています。

所属していたチームは男性が多かったのですが、子育て経験がある人が多く、プライベートな相談にも乗ってもらえてとても頼りになりました。出産前だけでなく、出産・育児休暇中もチームのメンバーからフォローや声掛けをして頂いたので、復帰への不安もなく「早く仕事に戻りたいな」と思うほどでした。

子どもが小さい頃は、急な発熱など予想外のトラブルが起きるものです。子育て中はなかなか思うように仕事を進められず、悔しい思いをしたこともあります。そんな時、チームの先輩に「自分だけで全部やろうとしなくていいよ、困る前に相談してね」と言われハッとしました。

開発はチームで仕事を進めていくものですから、困ったときはお互い「頼って良い、任せて良いんだ」と思います。そのためには信頼関係が必要です。TOGISは風通しがよく、気軽に話がしやすいメンバーばかりですので、日頃から信頼関係が構築しやすいですし、子育てに限らず、困ったときはみんなで助け合える社風もあると思います。

ライフイベントと
キャリアアップの両立のコツ

TOGISのみならず、エンジニア業界では女性の割合が増えてきています。エンジニアという仕事は、時には集中力を持続させる必要がありますので、健康管理と体力維持は必要です。特に女性はコンディションを整えるための自分なりのケア方法を持っておくといいですね。

妊娠・出産や子育てと両立しながらキャリアを重ねることができているのは、育児時短勤務などの社内制度をフルに活用できているのはもちろんのこと、上司や同僚のサポートと家族の理解があってこそだと実感しています。

仕事も家事も育児も、自分だけで完璧を目指そうとせずチームワークで取り組むことが両立のコツです。将来的には介護などの様々なライフイベントがあるかもしれませんが、TOGISでは、いろいろな制度を活用してフレキシブルに働き続けることができます。
しばらくは子育てとのバランスをとって働き、ITインフラのスペシャリストを目指していきたいです。後輩から女性エンジニアのモデルケースと思ってもらえる、そんな働き方を目指していきたいですね。

社員からのメッセージ

どんな仕事でも、コミュニケーションスキルは必須です。私は実は人見知りなのですが「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)は、やらずに叱られることはあっても、やって叱られることは絶対にない」と先輩に教わり、遠慮せずに相談できるようになりました。
コミュニケーションには語彙力や表現力も必要ですが、一番大切なのは相手をリスペクトする気持ちです。「この人とまた一緒に仕事したい」と思ってもらえるように、言葉遣いや所作にも意識を向けてみてください。

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